なぜMacの方がwindowsより起動が早いというデマが広がったのか?
どうもけふおです。
MacBookProが届いて早一週間。
当ブログでも書きましたが、Macは起動速度が早いというデマが存在したことをお伝えしました。
実際に私の環境下では、4年前の2013年モデル。Dell Inspiron 14R 5437(2.5インチSSD換装版)
MacBookPro late2018 13インチモデル
で起動速度を比較しましたが、ログイン画面まではほぼ同着。ログインした後の読み込みがwindowsノートの方が圧倒的に早かったです。
このブログを見るマニアックな方なら知っていると思いますが、2018年モデルのMacBookProはSSDの速度が早いことで有名です。
しかし、4年型落ちしているDell製ノートパソコンは、2.5インチSSD搭載モデル。
つまり、起動速度で比較すると、圧倒的にMacBookProが有利なはずだったのです。
しかし、現状としてwindowsに負けてしまっています。
なぜそのようなことになってしまったのか?実際に考えてみましょう。
理由① そもそも比較環境が違った?
ここからは予測です。
基本的に起動速度がwindowsと比較して早い!という人はwindowsを使ったことがあると言ってもあまり使っていなかったり、あまりパソコンに詳しくない人だったりします。
そして、噂が出始めたのがだいたい今から4,5年前。
しかも比較しているのが一体型のiMacだったりします。
何が言いたいのか?というと、そもそも比較するデバイスがMacは2012年モデル。そしてストレージのアップグレードで1TB Fusion Driveという選択肢がありました。
このFusion Driveとはなんぞや?というと、windowsで言うSSDとHDDを両方とも載せてるよ!システムはSSD。データはHDDに乗っけてね!ってやつです。
対して、2012年のwindowsパソコンは確かにSSDを乗っけている人もいましたが、基本的にはHDD。特に据え置き型となれば、SSDを乗せるよりも容量とコストパフォーマンスに優れた大容量HDDを乗せる人が多かったのです。
(もちろん一部マニアなどは違いますが。)
つまり、HDDとSSDで起動速度を比較していた可能性。
フラッシュメモリと物理ディスクで比較していた可能性があるという点です。
ただ、これは可能性でとどめておくには理由があります。というのはあくまでFusion Driveは選択制。つまり、レビュアーがHDDモデルで購入していた可能性もあるという点です。
だから、私はあくまでも可能性。として書かせていただいています。
理由② 追従ソフトや古いwindowsを使っている。
国産、海外メーカーに限らず、パソコンを買うと必ず付いてくる付属ソフト。
大抵のメーカーはwindows開始時に自動的に起動する設定になっていることが多いです。
つまり、OS本体を起動する負荷+付属ソフトを同時に起動させている可能性があるのです。
特に今と違って、Macの方が早い!と言われていた全盛期はHDDでした。
ドライブ自体のスピードが遅いので、起動にも負荷を掛けがちです。
つまり、windows+重荷 VS Macで起動勝負をしていたのなら、確かに重荷のないMacの方が早いよね。って話になります。
それに、噂が盛り上がっていた頃の全盛期のOSはwindows7。
windows8以降は高速スタートアップが導入されていますが、7にはありません。
つまり、最新のMacと一昔前のOSを比較していた可能性もあるわけです。
理由③ 昔のMacOSXは早かった。
これは、もう暴論です(笑)。
今のMacOSは遅いけど、昔のMacOSX*1は早かったんだぜ(-д☆)キラッー°的なやつです。
これに関しては昔のMacを取り寄せるほどの財力はないので、まぁ放おっておきましょう(笑)
結論としては、一番最初の理由①が一番当てはまるのかな?と思います。
それか理由②か…。
どちらも関係するのはユーザー側の設定ミスだったり、全く違う環境での比較という点。
もちろん③という可能性もあるわけですが、③は少し暴論です。
ただ、どの可能性も否定できないのが今回の記事でのもどかしいところ。
なぜならどの可能性も私の環境下ではなく、あくまで人伝いの話。
本当のその人の環境ではそうなのかもしれない。
しかし、このような不毛な理論をするよりどちらも褒められるようなそんな比較を期待したいですよね。
私はMac。windowsそれぞれに良いところがあり、悪いところがあると思います。
確かに悪い点を言うことは大切ですが、悪い点ばかり言うのではなく、両者の良い点を両方の利用者が認め合うような綺麗事に聞こえるかもしれませんが、そんな比較を見てみたいです。