京アニについて。

先日、京アニこと京都アニメーション第一スタジアムにて、大規模な放火事件がありました。令和元年7月20日現在死者は34名にもなり、今後更なる被害が想定されます。京都アニメーションのスタッフ、関係者の皆様には心よりお見舞い申し上げます。

 以下、産経新聞社による記事になります。

www.sankei.com

 

 唐突にはなりますが、今回この件についてはここで最後と私自身は踏ん切りをつけようかな。と思っています。(Twitterで話題に挙げといてなんですが)

 理由は様々ありますが、私にとって京アニという会社はとても大きな存在で、過去記事ではバイオレット・エヴァーガーデンにおきましては、紹介させていただいた。という経緯があります。

khgames.hateblo.jp

  もちろんアニメ会社としてとても期待(すごい上から目線)しており、今期のこの作品。制作は京アニだって!という話になれば、ほとんどの人がじゃあ大丈夫!となるようなアニメ業界ではとても名が通った企業。それが京都アニメーションでした。

 

 今回の事件ではもう既に犯人が公表され、アニメイトが公式で募金活動を行う等、最悪の形ですが、事件は収束に向かっています。

 この場所では事件について私個人の意見は特に書きません。

勿論私も一アニメファンとして今回の件において犯人に対して憎悪の感情を持ち始めている(最初からだけど)のは事実です。

 しかし、これで犯人の憎悪のままに記事を書いていたら成長しないな。と思うのが私の今の考えです。なので、今回この記事にてこの話題は私自身では一区切りつけさせて頂こうと思います。(今回の私の考えには様々な意見があることと存じます。)

 

 実はこの記事を作成する前、京アニ制作のバイオレット・エヴァーガーデン(テレビアニメ)を再一度観てきました。

tv.violet-evergarden.jp

 話数は8話~10話。

 主人公バイオレットが、ギルベルト少佐の死を受け入れて成長していくという話と、

バイオレットが、マグロニア家の母による依頼で、娘に50通の手紙を作るという話の二つです。

 このバイオレット・エヴァーガーデンでは作品を通して、やけどと表現されている描写があります。

 これは郵便社を経営しているホッチンズが退役直後、右も左もわからないヴァイオレットに対して言った言葉なのですが、私たちもそれと同じなのではないでしょうか?

 今回の京アニの火災では私を含めたくさんの人が心に大きな傷を負いました。

それはアニメが好きだ!という人ほど尚更傷の根は深いものだと存じます。

 だからこそ、そのやけどを受け入れて、成長すべきなのではないでしょうか。

 先ほども書いた通り、事件は収束に向かい、アニメイトでは募金活動も始まりました。

京都アニメーション様で発生した事件につきまして - アニメイト

 私如きが言うのも烏滸がましいですが、一アニメファンとして、今回の事件を受け入れて、京アニのためになることをやろうではありませんか。

 今週末、事件現場に赴き献花に訪れるのもいいですが、たくさんの人が訪れれば、それだけで現場の負担になることが予想されます。これほど、危機的な状況だからこそ、アニメファンの冷静な行動が私は重要なのではないか。と私は考えています。