ヴァイオレット・エヴァーガーデンは、今年一番のアニメになりゆると思う
昨日から、続けて書いているパソコン講座がどうしても書き終わりそうになかったので、今回はアニメネタを少し...。
今回紹介するアニメはヴァイオレット・エヴァーガーデンです。
この作品は、今年の冬アニメとして放送されました。
一クールのみの放送で、3月に放送は終了しています。
今現在、円盤(DVD/Blu-ray)の最終巻の販売が終了し、映画化も発表されました。
その話題作である、ヴァイオレット・エヴァーガーデン。今回はなぜこのアニメを紹介しようと思ったのか、
詳しく書いていこうと思います。
まず、前知識から。
この作品は、中世。長きにわたって続いた東西南北による戦争(恐らく世界大戦?)が終結し、「武器」と言われ戦うことしかできなかった主人公ヴァイオレット・エヴァーガーデンは、戦場で両腕を失い、義手での生活を余儀なくされます。
退院したバイオレットは、その元上司の友人で郵便社の社長ホッジンズの下でかつて戦場での上司、ギルベルト少佐からの最後の言葉。「愛してる」を知るために、自動手記人形として人と人を繋ぐ手紙を書く物語です。
その前知識を踏まえた上で私がポイントをまとめてみました。
一番特筆すべき点は圧倒的なグラフィックです。
これは、私が当時ネットフリックスで配信された直後に一番最初に感じたことです。
制作会社が京都アニメーションということもあり、特に水の描写がとてもきれいにそうして丁寧に描かれています。
ですが、私がそれ以上に評価しているのはストーリーです。
今回はその中でも一番好きな話数。第10話についてフォーカスを当ててみましょう。
第10話では、アンと呼ばれる少女が主人公です。
彼女はまだ幼く、子供っぽさが残る健気な少女です。
ですが、彼女の父親はアニメでは描かれておらず(戦死している)、
アンの母親は病弱でベッドで寝たきりのまま過ごしています。
そんな環境の中、アンの母親に依頼され、ヴァイオレットはアンのいる家に数日間手紙を書きに向かいます。
アンは子供だからこそ、まだ母親に甘えたい年齢上、母親とたくさん遊びたい年頃です。
ですが、ヴァイオレットと一緒に手紙を書いている母親はアンに構うことができません。
子供というのは案外しっかり周りを見ています。
アンの親戚家族が母親亡き後、家を奪おうとしていること。
母親を本当に心配している人はいないこと。
全て知っているのです。
この話のとてもいいところは、手紙の相手が最後まで示されないということです。
母親はいったい誰に手紙を書いていたのか。
そうして、すべてが終わってこの作品の本当の主人公であるヴァイオレットは何を思ったのか。
知りたい方は、円盤またはネットフリックスで配信中です!!
この作品の特徴は各話数の最終話は必ず泣かされます。
最後のシーンのネタバレを少しすると、アンが成長する姿が描かれています。
この切なさがいい具合に涙を誘ってくれる作品です。
ぜひ、一度は見てほしい作品の一作です!